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甲状腺乳頭癌

ここでは、「甲状腺乳頭癌」 に関する記事を紹介しています。
甲状腺癌の中で最も多いといわれているのが、甲状腺乳頭がんです。

甲状腺乳頭がんの原因は不明で、甲状腺にできる痛みのないしこりです。

乳頭という名前ではあるものの、胸にある乳腺とは全く関係はありません。

この癌の細胞を顕微鏡で観察すると、癌細胞が「乳頭」に似た形をつくっているため、
この名前がつけられています。
この乳頭癌には、以下のような特徴があります。

・発育はゆっくり
・あらゆる癌の中ではおとなしい
・頚部やリンパ節への転移が多い
・肺や骨への転移は少ない
・進行すると、声を出す神経(反回神経)や気管に浸潤することがある

直径一センチ以下の場合、病院にもよりますが、すぐには手術は行われず、何カ月かごとに
検査を継続していき、大きくなっていくようであれば甲状腺の半分程度を手術にて切除します。

甲状腺入用癌は高齢者に多く見られ、高齢者の場合には、甲状腺だけではなく
気管や神経までを切除する場合もあります。

基本的には、甲状腺の切除術と、頸部のリンパ節の郭清術が必要になります。状態別に治療方法を紹介すれば、以下のようになります。

a:癌が甲状腺の片側に存在する時
甲状腺の片側の切除術+頸部のリンパ節郭清術

b:癌が大きい時
癌が甲状腺の反対側にも存在する時
家族性の乳頭癌の時

甲状腺を全ての摘出術+頸部のリンパ節郭清術


手術後、甲状腺ホルモン剤の服用が必要な場合があります。


手術合併症については、かすれ声、指先がしびれる(低カルシウム血症)、リンパ液が漏れる、大声や高い声を出しにくい、出血(まれなケース)などが考えられますが、十分に注意して手術をおこないます。

なお、手術後は定期的に血液検査、超音波検査、胸部レントゲン撮影などが必要です。
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